実践ミニマリズム~足るを知ること~
ミニマリストとして生きていこうと思い立ったものの、まず何から手を付ければ良いのか不明瞭なままでは動きようがない。
そこで、一息に生活を一変させるのではなく、段階を踏んで生活をミニマルにしていこうと思った。
既に実践されている方や書籍などを参考に、僕がひとまず考えた順序は以下のようなもの。
①部屋を片付ける
文字通り、単に掃除を行う段階。
物のありかを明確にし、次の段階への布石とする。
明らかにゴミと思われるものはみんな捨てる。
②必要なものを選定する
残ったものの中で、使用頻度が高いものと低いものを選り分ける段階。
使用頻度が低いものは手放す。
単に捨てるだけではなく、フリマアプリなどを利用して少しでも還元する。
③「ミニマム・ライフコスト」を計算する
実際には①②と同時並行か、一番初めに行う作業になる。
自分が生きていくために最低限必要なコストの算出。
※「ミニマム・ライフコスト」は四角大輔さんの考案した概念。
大体こんなところだろうか。
ほとんど思いつきに近いもので精査もまだまだしていないけれど、
ひとまずの道しるべとして取り組んでみようと思う。
ミニマリストに憧れて
思い立ったが吉日、というわけでもないのだけれど
ふと思い立ってしまったので、今日からミニマルな生活を始めることにした。
理由は漠然としてはいるけれど、無いわけじゃない。
そのひとつは「何故生きているだけでこれほどまでにお金がかかるのだろう」という思い。
これは今に始まったことじゃなく、長年感じ続けてきた疑問というか、自分の生活に対する違和感だった。
とにかく何をするにもお金がかかる。
何もしていなくても、不思議とお金は財布から出ていく。
いつの間にか財布は小銭だらけになり、銀行の口座は桁が減っている。
だけどそれは誰かに騙されているわけでもなければ、知らない間に盗まれているわけでもない。
使っているのは僕自身だ。
今日から始めるミニマリズムに則った生活。
なんとなくだけれどキーワードは「足るを知る」ということかな、と思っている。
求めればどこからともなく与えられるこの時代において、それは非常に重要なことなんじゃないか。
言い換えれば「僕一人が生きるにはこれだけで良い」というキャパシティを見極めること。
ここにテーマをおいて、しばらく進めてみようと思っている。